CAST
 主人公:倉成武 ビアンカ:小町つぐみ 王子:ホクト 王女:松永沙羅
 フローラ:茜ヶ崎空 ヘンリー:桑古木涼権 ポワン:田中優美清春香奈
 マリア:八神ココ ベラ:田中優美清秋香菜 コリンズ:桑古木涼権(少年)
 仲間モンスター:ピピ&チャミ


【この顔にピンときたら】
沙:……(パコッ)。
涼:痛っ! 何でいきなり殴るんだよぉ……。
沙:……この一族はとことん苛めていいのではないでござるか?
桑:……どんな教育してやがる……。
武:……面目無い……。


【勇者を血祭りに】
秋:ほーっほっほ。私が妖精役なんて洒落たことしてくれるわね。ま、全女性陣中、最も
 幻想的な空気を纏ってる私にこそ相応しいといえば相応しいけどね〜。
ホ:……永遠の年齢不詳……。
秋:……(ピシッ)。


【理路整然】
つ:いい、武? そもそも私達天空人の血統が何故産まれたかと言えば、数百年前、
 地上に舞い降りた一人の天空人の女性が木こりの青年と恋に落ちたことがあって、
 その混血児が伝説の勇者としての素養を持っていたのが始まりなの。その伝説の勇者
 が、七人の仲間と地獄の帝王を屠ったり、悲しき魔族の王子を倒したのは余談として、
 その血脈は受け継がれ、今に至る訳。大体、何で天空人と地上の人間の混血が勇者
 としての素質を持つかと言われれば、諸説あるんだけど――。
武:……頼む、寝かしてくれ……。


【Ver.1.02】
空:いいですか倉成さん? 天空人には翼が生えていますけれど、私達にはありません。
 この件に関しましては学者の数だけ仮説があると言われるほど、数多の説があるの
 ですけれど、現在最も有力視されているのが、劣性因子説です。倉成さん、時たま、
 両親にはあまり似ていないのに祖父母には瓜二つな方がおられるでしょう? あれは
 別に生まれ変わりでもなんでも無く、両親に潜在的にその因子が存在していただけの
 話で、実験により証明もされています。つまりこの論理展開で行けば、将来、天空人
 の血を継ぐ者同士が巡り合った場合、翼の生えた子供が生まれる可能性も否定
 できない訳で――。
武:……ZZZ……。


【俺の嫁さん】
コ:ぷっぷくぷ〜。ぽっぽこぽ〜。
?:おいたわしや、涼権様……行方不明の十年の間に、女性の好みがこんなに歪んで
 しまわれて――。
桑:おい!?


【Ever17的解釈】
沙:昔々、あるところにサンチョという優秀な召使いがおりました。その召使いは
 とある王族に仕え、王子が産まれるその時もまた、その場に居たそうです。
  時は流れ、その王子が王となり、二人の子供に囲まれる生活を送る様になった時も
 その召使いの容貌は全く変わっていなかったのだそうです……。
つ:……キャリア?


【深すぎる人生】
?:昔々、レヌールの城には逞しい王と美しい王妃が住んでいました。しかし二人には
 子供が出来ず、いつしか王家は絶え、お城には誰もいなくなったのでした。ところが
 そのレヌール城から夜な夜なすすり泣く声が聞こえてくるという。
武:……。
?:とお話はここまで。どうだい坊や、怖かっただろ?
つ:……何言ってるの? 生きてる人間の方が、よっぽど怖いわよ……。
武:……。
?:……。


【更に混ぜる】
秋:春風のフルートって言うのが盗まれたせいで春が来なくなっちゃったのよ。
武:……。
秋:ああ……春が来て、そのままずっと春が続けばいいのにね。
武:……。


【王族の発想】
ホ:(アルバムを見て)うわ、子供の頃のお母さん、可愛い〜……。
沙:これ、パパ? 何という美少年でござるか〜……。
つ:……(照)。
武:そうだろ、そうだろ。
沙:囲いたいでござる〜……。
武:……いや待て。
ホ:侍らせたい……。
武:お前もか!?


【天空装備ホクたん】
ホ:……。
武:……。
つ:……。
沙:……。
武:うがあぁぁぁ!!
沙:ど、どうしたのでござるか、いきなり!?
武:……カッコ良すぎてむかつく……。
ホ:……そんな狭量な……。


【DQのお約束】
武:おい、つぐみ! ついに見つけたぞ、我が王家秘蔵の伝説の防具、エッチな
 した――。
つ:……(ゴオォォ)。
武:……へ?
(一方、子供達の私室)
沙:あ、人間の焼ける香ばしい匂い。
ホ:……それは流石にやばいんじゃ……?


【周囲を隔絶】
武:親父が……この国の王様……?
つ:……へぇ……。
武:……って、リアクション薄いな。王族だぞ、王族。
つ:……関係ないでしょ。私が惚れたのは倉成武であって、この国の王子様じゃないわ。
武:……(照)。


【黒き空の眼(まなこ)】
武:親父が……この国の王様……?
空:……。
武:……リアクション無しか? それとも、驚愕し過ぎて言葉も無いのか?
空:知っていましたから。
武:……へ?
空:流石、お父様の諜報力は優れていますわ。この様な機会でもなければ富豪の娘とは
 いえ、王族に取り入る機会などそうそう有りませんものね。
武:……。


【魔界にて】
武:お袋!
つ:お母様!
春:武……立派になって……顔を……顔をもっと良く見せて……。
ホ:おばあちゃん!
沙:おばあちゃん!
春:……。
武:……。
つ:……。
春:……やっぱ、この役メチャクチャむかつくんだけど……。


【黒沙羅降臨】
沙:……この国の第一王位継承者ってお兄ちゃんだよね?
ホ:うん、今からしっかり勉強しないと。
沙:うんうん。ちゃんと立派な操り人形になってね。
ホ:……物凄く不穏当な発言を聞いた気がするんだけど……。


【どちらが妻でも】
沙:パパは妾、取る予定って無いの?
武:……いや、大分前、本気で思案したんだが……。
ホ:……したの?
武:……王妃に殺される王様ってのはあまりにカッコ悪すぎるので断念した。
沙:意気地無しでござるな〜。
ホ:……どこから突っ込もう……?


【将来有望】
涼:悪かったよ、これあげる……。
沙:俗に言う献上物でござるか。弱国の者としては中々、殊勝な心掛けでござるな。
桑:……だから、どんな教育してやがる……。
武:重ね重ね面目無い……。
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