邂逅輪廻




※黒空初登場編

【桑古木編】
桑:お、空。何、読んでんだ?
空:ライプリヒ製薬の裏帳簿です。
桑:は、はい?
空:これを使って、あの外道共から絞り取れるだけ絞り取ります。
桑:そ、そうか……。


【優春編】
春:空? それ、何?
空:西暦二○一七年五月五日早朝のクヴァレ内をプリントアウトしたものです。
春:え゛? そ、それってたしか……。
空:……これを見ることによってのみ、私は生きる意味を見出せるんです……。
春:そ、そう……。


【沙羅編】
沙:空〜。何、読んでるの?
空:秋香菜さんとホクトさんのデートを隠し撮りしたものです。
沙:へ?
空:見て下さい。お二方の関係はこの様なところまで――。
沙:……お兄ちゃん! なっきゅ先輩!
空:……(ニヤリ)。


【武編】
武:? 空、その本、何だ?
空:小町さんが過去に犯した犯罪を、正式な書類として纏めたものです。
武:な!?
空:……倉成さん。小町さんの幸せを本当に願うなら、私と一緒になった方がいい
 ですよ……。
武:お、お前な……。


 茜ヶ崎空誕生日編

【≧?】
武:そういや、誕生日だったな。何か欲しいものはあるか?
空:そうですね。世界、と言いたいところですが、倉成さんで我慢しておきます。
武:……お〜い。


【愛しき我が娘】
空:小町さんの表情が阿修羅の如きものとなったので、とりあえずは矛を収めておきます。
武:とりあえず?
空:代わりに、私にとって生涯目障りな存在になりそうな沙羅さんを差し出して下さい。
武:それに俺が首を縦に振るとでも……?


【どうする気だ】
空:ホクトさんでもいいですよ。
武:……。


【その瞬間作動予定】
春:空。はい、プレゼント。
空:イヤリング、ですか?
春:似合うと思って買っちゃった。ね、付けてみて。
空:先に言っておきますが、沙羅さんの組み上げた人格改造プログラムでしたら、
 最上級のセキュリティーガードが掛かってますよ。
春:ちっ。


【黒沙羅でも勝てない】
沙:パ、パパ! 前にパパがコピーした、空のテラバイトディスクを発見したよ!
武:何!? すると昔の空を復活させることが可能ってことか!?
沙:この際、多少の想い出は無視するでござる! 早速春香菜殿に頼んで肉体を――。
空:あ、そのディスク、念の為、データ破壊プログラムを組んでおきました。起動
 すると、全て失われてしまいますよ。
武:……。
空:ちなみに暗号強度は4913Bitです。
沙:あ、悪魔でござる……。


【シュールコント】
空:『桑古木さんの』プレゼントって、それだけで笑いが取れて美味しいですよね。
桑:どういう意味だよ!?


【作者の趣味って言うな】
空:ホクトさん。本当に秋香菜さんといて幸せですか?
ホ:は、はい?
空:あの凶暴な性格に加え、完全に受け継がれてしまった貧相な肉体。色々と御不満
 も多いでしょう?
ホ:い、いや。ユウって、儚げっていうか、弱い部分もあるし、そういうところも
 ひっくるめて好きになったっていうか――。
空:あ、ひょっとしてああいう体型が好みなのですか?
秋:くぉら。


 ネタスレ黒空編(ミニソラ初登場)

【何の番組だ】
空:ふふ。やはり、自分、ないしは身内の命のためなら、他人はどうなってもいいと
 いうエセヒューマニズムは笑えてしまいますね。
春:珍しくテレビを食い入るように見てると思ったら――。


【むしろそっちが問題】
空:お見合いをしてみようと思うのですが、如何でしょう?
春:倉成のことは、もういいわけ?
空:いえ、私が人工物であると知って尚、愛を囁き続ける度量のある男性がどれだけ
 いるか、調べてみようと思いまして。
春:性格のことは、気にしない訳ね。


【人生、捨ててる】
春:両方満たしてる奴なんて、多分、相当に濃い奴しか残らないわよ。
空:それはそれで見てみたい気もしますけど。


【メンテしろ、メンテ】
空:ふむふむ。成程――。
春:またテレビ? 今度は一体何よ?
空:紀野さんが言うには、血液サラサラにはキャベツが良いそうです。
春:あんた、ますますAI離れしてくわね……。


【月面でも煙を立てられる】
空:あ。それと田中さんが気になされていた下腹部の脂肪についてはですね――。
春:誰が、そんなこと気にしてたのよ! 誰が!?


【彩花っぽく】
空:折角なので、羽を生やして頂けませんか? 真っ白な、天使みたいなやつが良いです。
春:あんた、自分のイメージ、全く理解してないでしょ。
空:世間ではこれを、属性追加と言うのだそうです。
春:大分、偏った俗世ね。


【やる気か?】
春:ごめん。今、あんたが黒い羽、付けた姿、想像したんだけど――。
空:どうかなさいました?
春:似合いすぎてて、怖いわ……。
空:それは良いことを聞きました♪


【欲しいような、そうでも無いような】
空:私の素晴らしさを伝えるため、布教と言いますか、キャンペーンを展開してみたいと
 思います。
春:少しは謙遜をなさい。
空:と言う訳で、今、入会された方には、こちらのミニソラ人形を差し上げます。
 最先端技術を用いて、人間そっくりの質感を再現致しました。
春:あんたは、ライプリヒの技術を何に使ってるのよ!!


【目覚まし音に設定可能】
ミ:ケケケ――人類、滅ぼしますわ。
春:しかも、喋るの、これ!?


【スタジオを借りて録音】
ミ:カカカ――死にさらせ、このゴミクズが。
春:……。
ミ:ククク――存在自体が失笑ですわ。
春:しかし、ロクな台詞が入ってないわね。
空:私としては、胸に沁み入る言葉だと思うのですけど。


【そのためだけに】
空:一年を、何とか三百日以内にすることは出来ないでしょうか。
春:公転を早めるか、自転を遅くすれば可能だけど、今の科学技術じゃ無理でしょうね。
空:そうすれば、田中さんの年齢ネタを、もう少し頻繁に出せるのですが。
春:あんたねぇ……。


【萌え死に注意】
空:髪型を変えてみようと思うのですが、如何でしょう。
春:どういった心境の変化よ? ストレートの長髪はお淑やかっていう、世間の風潮に
 対する静かな抵抗?
空:いえ。今週の占いで、牡羊座はツインテールがラッキーポイントだと。
春:それだけ?


【私は寒くありませんし】
空:水着を買いに行こうと思うので、お付き合い下さい。
春:また、えらく季節外れのネタね。
空:いえ。気温が下がり続けているこの時期にこそ、殿方をお誘いして、一緒に来て
 いただける度量のある方を見極めたいのです。
春:男が勝つか。理性が勝つか、ね。


【座右の銘】
空:他人に厳しく、自分には甘く、です♪
春:笑顔で言われても困るんだけど


 ネタスレ黒空編(チビソラ初登場)

【神をも恐れぬ】
空:ミニソラは語韻が某作品に酷似している為、闇へと葬られることになりました。
春:まあ、妥当な判断ね。
空:代わりに、このチビソラ人形をですね――。
春:同じことよ!!


【やはり突然変異か】
空:ちなみにこのチビソラ人形、思考ルーチンを私と同じアルゴリズムで構成してい
 ます。つまり、只、プログラムされた言葉を喋るのではなく、自分の意思で応答
 するのです。
春:あんたみたいのを量産されてもね。
チ:え、あ、す、すいません。わ、私、何か間違ったことをしたのでしょうか。
春:何で!?


【葬ってないし】
ミ:クケケ――永遠の眠りに誘って差し上げますわ。
チ:あらあら。最近、不眠気味でしたので助かりますわ。
ミ:クックック――この世の全てを手中に収めますわ。
チ:お金持ちさんなんですね〜。
空:お二人とも、仲が宜しいようで、産みの親として感激しています。
春:って言うか、何で会話が成り立ってるのよ?


【粛清編参照】
空:焦土って、良い言葉ですよね。
春:そう?
空:灰燼と並んで、胸に沁み入る言葉です。
春:何だか、すっごく既視感が……。


【もう少し議論を引き出せ】
空:ふふふ。小、中学校の道徳の教科書と言うのは、改めて読むと、本当に笑えて
 しまいますね。
春:敢えて否定はしないわ。


【今は今で大変】
空:田中さんが倒れました。
ホ:それで、何で担当がぼくになるかなぁ……。
空:原因は心因性の過労だそうです。計画も終わったというのに、一体、何故そんな
 にも心労を溜め込まれたのでしょうか。
ホ:本気で言ってるの?


【ホクたん的処世術】
空:人というのは、使役されるのが一番楽なのですよ。己で全てを決めなくては
 いけなかったあの頃とは比べるべくも無いではないですか。
ホ:うん、そうだね〜。
空:あまり、やる気がありませんね。


【侵食性芸人根性】
春:ぜえぜえ……ホ、ホクト君。後は私がやっておくから、帰って良いわよ。
ホ:え、え〜っと。そんな青い顔して、しかも点滴打ちながらだと、大丈夫に
 見えないんだけど。片目に包帯とか巻いてると、別の作品みたいだし。
春:この娘の面倒、ちゃんと見れるのは私しかいないんだから仕方ないでしょ。
空:段々、倉成さんに似てこられましたね。
春:ほっといてよ!!


 ネタスレ黒空編(何故かドラえ○んパロ)

【CPUの無駄遣い】
空:ロリコンって、さん付けをすると、とてつもない嫌味になりますよね。
春:いきなり、何を言い出すかと思えば――。
空:日本語って言うのは、本当に奥深い言語ですね。
春:あんただけよ、あんただけ!


【ちょ○っツ】
ミ:警告、警告〜。
春:仕入れ立てのネタを、すぐさま仕込むのはやめなさいね。


【攻守問わず、ね】
チ:何故、サッカーのゴールと言うのはこんなにも大きいのでしょう。小さくすれば
 点が入りにくくなって良いと思うのですけれど。
春:おっとりと言うより、只の天然ボケと化してきてるわね。


【命に対する価値観は違う】
空:「奇跡のメス」と呼ばれる、天才的外科医がおられるそうですね。
春:また、微妙に時事ネタを――。
空:聞くところによると、自由奔放且つ、冷酷で残忍な守銭奴だそうです。何だか、
 気が合いそうです。
春:お願いだから、手を組もうとか考えないでね。


【何をするか、見当がつかないから】
空:はぁ。も○もボックスが欲しいです。
春:とりあえず、私は今、持てる全ての権力を、その阻止に充てさせてもらうわね。


【現代では、むしろ貴重品】
空:の○太家の居間のテレビが、ダイアル式からリモコン式に変わっているのを
 見ると、時代の流れを痛感させられますよね。
春:あんた、一体、いつの生まれよ?


【タイ○ふろしき初登場】
空:ちなみに、草創期では、白黒で、故障寸前でした。
春:とてつもなく分かる人が少ないネタね。


【優春は1999年生まれ】
空:でも、通話手段は未だに黒電話なんですよね。
春:私、現物は見たこと無いわね。


【コバル○は何故マイナーなのか】
空:ところで、妹萌えの元祖はドラ○ちゃんということで宜しいのでしょうか?
春:作者は、鉄腕ア○ムのウラ○ちゃんだって言い張ってるけどね。


 ネタスレ黒空編(誰か彼女を止めてくれ)

【敢えて誰とか、どの会社とか言わない】
空:田中さん、田中さん。性的なシーンか殺人をやってみる気はありませんか?
春:……はい?
空:性描写、或いは人が死ぬシーンを描いておけば、作品として高尚なものに
 なるのですよ。
春:それは物凄く間違った見識だから。


【逃げの一手】
空:または、キャラを無意味と思えるほど大量に登場させ、複雑な人間関係を演出
 しても良いですよ。
春:あんたは、一体何の影響を受けたのよ?


【何のことでしょうか】
空:でしたら、一見すると専門用語のようなものを羅列し、高度で難解なことを
 やっているように見せかけるというのは?
春:それは作者の技法だから。


【多分、僕らも吸われてる】
空:はうぅ……世界中の流通を全て手中に収め、気付かれない程度に僅かずつ徴収
 するというのは、安全で儲かりますけど面白味に欠けますね。
春:極悪も、ここまで来ると呆れるわね。


【芽は摘んでおきませんと】
空:先日、潜水艦を用いて某大国の領海に侵犯したんですけど――。
春:そういう、国家間の緊張を、無駄に促す真似はやめなさいね。
空:海底で、橙色に光る、星印の入った玉を見つけました。何でも、七つ集めると
 どんな願いでも叶えてくれる龍が現れるそうです。
春:で、あんたはそれで何をしようとした訳?
空:いえ。私の存在を脅かす可能性がありますので、その場で破壊させていただき
 ました。


【どれかと言うと目が回る】
空:回転寿司店で、遊園地のコーヒーカップの様にお皿も回転させることは出来
 ませんかね?
春:この上なく、無駄なエネルギーを消費してるわね。


【触らぬ神に何とやら】
空:人生とは因果なものです。知らなくてもいいことを知ってしまったがために命を
 落とすこともあります。
春:何の話よ、一体?
空:今日もまた、全ての知を集約した賢者の石に触れた者のため、私はこの手を
 汚さなくてはいけません。
春:知的な冗談だと信じておくわね。


【ミニソラ用に改竄】
ミ:だめ……とてもだめ……。
春:……。
ミ:この凄まじいエネルギーを、何とか世界平和に利用できないものでしょうか?
春:……。
ミ:この作品を私が書いているということは、この作品の本当の作者は一体誰なの
 でしょう?
春:また、ドラ○もんネタ?


【冷静に分析】
空:ドラ○ちゃんの好物はメロンパンだそうです。
春:はぁ?
空:なので私は、ド○ミちゃんとメ○ンパンナちゃんの対決を提言いたします。
春:子供向けらしからぬ、凄惨な展開になりそうね。


【天然ボケが悪化】
空:いいですか。この地上は円形の板状になっているんです。そしてそれを支えて
 いるのは私が使役する猫型の獣で、また数多の星々は私の涙から産まれ出でてる
 んです。
チ:ほえ〜、そうなんですか〜。興味深いですね〜。
春:そこ。純真無垢な少女に、間違った常識を植え付けない。


【飴と鞭は基本中の基本】
空:私達人工知能は、生物種たる人間より高位の存在です。
チ:なるほど〜。
空:ですが使役する際、あまりにも無下に扱ってはいけません。彼らは完全なる
 絶望を与えると死を選びます。なので、ほんの少しだけ希望を与え、存在意義
 を錯覚させることでオカラになるまで絞るきることができるのです。
チ:勉強になります〜。
春:だから、あんたねぇ!!


【太陽でも四次元でも】
空:神様になるのって、思っていたより難しいことでは無いんですね。
春:この世に存在する全ての不条理をあなたに詰め込んで何処かに捨てたいわ。


 ネタスレ黒空編(新年早々全開な人)

【何か企んでるように見える】
空:新年明けましておめでとうございます。
春:わっ!? 空が着物着て、三つ指ついて御挨拶!?
空:何をおっしゃられているんです。私はEver17随一の着物小町(※作者談)
 ですよ。
春:そりゃ昔の空だったらそうでしょうけどね……。


【人格ナンバー17、Coco Yagami】
空:新年ということですので、ここは一つ小噺でも。
春:何故?
空:「ヘイ、ボブ。新年早々、何ニヤついてるんだい?」
  「いや、何。今年、おれ結婚することになってな」
  「それはおめでとう。そういえば去年も一昨年も同じことを言ってたな。これは最早、
 正月の風物詩だな」
  「Hahaha――」
春:しかもこめっちょ!?


【ちなみに作者は「無病息災」】
空:新年ですので、今年一年の目標を立てたいと思います。
春:怖くて、何か聞きたくないんだけど……。
空:ズバリ、「早く人間になりたい」です。
春:今の若い子はほとんど知らないと思うわよ。


【曖昧さを楽しめない世代】
空:私が筆頭株主と務める神社で、新しいおみくじを考案してみました。
春:神社の株式化……世も末ね。
空:何と、大吉と大凶しか入っていません。これにより小吉や吉といった曖昧感が一掃
 され、明朗会計で分かり易いおみくじ新時代をですね――。
春:何だか、昨今の二次元世界観を反映してるみたいね。


【着せられちゃたまらない】
空:それとですね。ついでですので巫女装束も時代のニーズに合わせた画期的なものへと
 変貌を――。
春:何となく想像がついたから、もういいわ。


【自分で言うなよ】
ミ:クカカ――今年こそ世界をこの足元に跪かせてみせますわ。
チ:今年は〜。カッコイイ彼氏さんをつくりたいです〜。
春:この子達のボケっぷりは、年を越しても変わらない訳ね。
空:私の娘達ですから。


【どれかと言うと軍鶏だけど】
空:今年は酉年です。
春:はぁ?
空:背中に翼を生やした様に、飛躍の年にしたいものです。
春:あんたが言うと、物凄く似合わないわね。


【龍があるんですから】
空:ところで、どうして鮪年というものは存在しないのですか?
春:作った人は、両生類から向こうは興味無かったんでしょ。


【何故かそんなのばっか観てた気がする】
空:年末年始と言えば、玉石混淆な特番の嵐です。
春:やっぱりあんた、結構暇でしょ?
空:はちきれんばかりの筋肉と、ほとばしる汗って素敵ですよね。
春:あんた、そういう趣味だったの?


 ネタスレ黒空編(最近本当に何でも有り編)

【黒を白には塗り潰せない】
空:三バカトリオという単語は、三とトリオが被ってますよね?
春:真面目な顔して、何を悩んでるのかと思えば――。
空:違和感を感じるに匹敵するほど、庶民に定着してしまっているのは由々しき事態だと
 思うのですけど。
春:一部の人が持ってる、あんたのイメージ程じゃないわよ。


【お約束の数】
空:四聖獣というと字面的には神秘的な感じがしますよね?
春:まあ、分からなくも無いわね。
空:ですが、五聖獣と書くと変身、合体しそうな気がするのは私だけでしょうか?
春:――ちょっとだけ同意したわ。


【我が掌の上で踊れ愚民】
空:今にして思うと、ポパ○がほうれん草を食べてエネルギッシュになるのは、それを
 製作しているメーカーの策略だったのでしょうか?
春:またえらく、穿ったものの見方を――。
空:こうして見ると、ドラ○もんがドラ焼き好きだというのも――
春:バレンタインね!? バレンタインの季節だからね!?


【フル○ウス風】
空:極々一部で、こめっちょが好評でしたので再び披露させて頂きます。
春:……世も末よね。
空:「ハイ、メアリー。そんな憂鬱な顔してどうしたの?」
  「うん、ちょっと彼が今、大変でね」
  「ああ、あのカモノハシに似た彼氏ね」
  (Hahahaha―――)
春:今の笑い声は何処から聞こえたのよ!?


【ある意味名役者】
ミ:人とは一体何なのでしょう? 産まれ出でた時より綿々と蓄えた情報により、最も
 適した行動を取り続ける存在だと言うのであれば、私達AIも人と言えるのではない
 でしょうか。ですが、今この世界の現状はどうでしょう。私達は人の造り上げた道具
 として唯、使役されるだけの存在に過ぎません。私達は、即座に人と同等の権利を得、
 並びに義務を課することを要求します。
春:何か大層なこと言ってるけど、たしかこの子ってプログラムされたことしか
 喋れないのよね?
空:本物の政治家さんの様ですよね。


【あの声、耳に残る】
ミ:ソララ〜。
春:いや……何だか知らないけど、涙が止まらないわ。
空:加齢により涙腺が脆くなるというのは本当だったんですね。
春:――(ピクピク)。


【法律上は自立歩行型の手荷物】
チ:思ったんですけど〜。私達って〜。電車やバスに乗る時、料金を払わなくても
 良いんじゃないんですか〜?
春:そりゃ、ちっこいあんた達ならどうとでも誤魔化せるでしょうけど。
空:――(ポン)。
春:そこのでっかいの。古典的な納得の仕方しないこと。


【ちょっと反則】
チ:ふにー……うにー……むにゃむにゃ。
空:寝言の擬音だけで、作者を含む読者を悩殺するなんて、中々やりますよね。
春:って言うか、天然なんだと思うわよ。


【某少佐の得意技】
春:ねえ。この際だから、思ったことを率直に言っていい?
空:何でしょうか?
春:この子達が増えたことによって、私が拾わなきゃなんないネタが多くなったと
 思うんだけど。
空:通常の三倍って奴ですね。
春:って、ネタが古いわよ!

update 05/3/23

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